先日のシルバーストーンのレースでは、本当にタイヤに苦しんだ。
僕はまだマシなほうで、6分過ぎからタイヤのグリップ不足で巻く
マシンが続出しました。遠藤選手なんかは後半に氷の上を走行させて
いるかのように、低速でも巻く始末。名手宮川選手も苦戦しており、
あんなにミスで飛んでいく様を見たことがないぐらいミスしてました。
全体的なラップも先月に比べたら、かなり落ちています。
強風のせいかもしれませんが、僕はそれだけではないような気がします。
今まで冬のシルバーストーンの路面といったら、超ハイグリップ路面で
グリップ剤で靴が張り付くぐらいの路面だったのですが、先日のレース
では、ほとんど張り付くような感じではなかった。
スポンジ系のタイヤだからかもしれないが、走行後は消しゴムのカス
のようなものが、タイヤに無数に付着している。スポンジ系はよく
タイヤが減るので、このようになるのは仕方がないことかもしれま
せんが、もしかしたら、これが巻く原因ではないだろうか。
真空ポンプを使用したおかげで、このような現象は少々抑えられたが、
使用していても全く効果がない選手も見受けられた。
まあ今回のような変なグリップは、スポンジ系、ラバー系を問わずに
起こっている現象のようである。また中には中里選手のように、調子が
いい選手もいるので、わけがわからない。ひょっとしたらホットラップで
少々不安定だったのも、同じような現象だったかもしれないと思った。
来月もこんな感じだと、またまた苦戦する選手が続出するかもしれない。
今のタイヤは減りも早いし、レースとなると、かなり消耗戦にもなり
かねないかな~と思いました。まあ来月には来月の風が吹くので、
来年は開幕戦から、がんばりたいと思います。